資金調達にお悩みなら比較!即日ファクタリングナビ

即日ファクタリングナビ

ファクタリング会社を選ぶ基準と比較ポイント、悪徳業者の見分け方

2022年10月20日

ファクタリングは政府も推進する資金調達の一つで、もともとはアメリカなど海外では盛んに行われていました。ここ最近でファクタリング業界が活発化し、それに伴いファクタリング会社もたくさん増えてくるようになりました。しかし利用者側としては数多くあるファクタリング会社の中からどこに依頼をすればいいのか迷うのではないでしょうか。
この記事ではファクタリングを選ぶときや比較のポイント、悪徳業者の見分け方について解説します。

ファクタリング会社を選ぶ8つのポイント

冒頭でも触れましたが近年ではファクタリング会社がたくさん増えてきており、いざ利用するときはどこのファクタリング会社を選んだらいいか迷われる方も多いと思います。
ここではまずファクタリング会社を選ぶ以下の7つのポイントを解説します。

1. 手数料はどのくらいか?
2. 入金スピードはどのくらいか?
3. 審査通過率は高いか?
4. 少額債権にも対応しているか?
5. 最大買取額はどのくらいか?
6. 必要書類は少ないか?
7. オンライン契約に対応しているか?

1.手数料はどのくらいか?

ファクタリング会社を選ぶときに一番気になる点は手数料ではないでしょうか。
そもそもファクタリングは利用者とファクタリング会社で契約を結ぶ「2社間」と、2社間にさらに売掛先を加えた「3社間」の2つの取引方法があります。
手数料においては3社間の方が2社間よりも低い傾向にあり、1%台から利用できるところも存在します。

2社間は3社間と比べてやや手数料が高くなり、大体5%〜20%くらいを提示しているところが多いです。ファクタリングの審査では売掛先の信用度や取引状況などが重視されており、信用度が高い売掛先であればそれだけ低い手数料を提示してもらえます。

実際の手数料は見積もりを取らないとわからないため、気になるファクタリング会社があればいくつか見積もりを取ると良いでしょう。

2.入金スピードはどのくらいか?

ファクタリングは銀行や公的機関の融資と違い、すぐに資金調達ができるのが特徴です。
そのため、急な資金調達でファクタリングを利用する人も多いのではないでしょうか。そこでポイントとなるのが、入金スピードです。ファクタリング会社では入金スピードをウリにしているところもあり、最短即日はもちろん、数時間程度で入金をしてくれるところもあります。

一つ注意しなければならないのは、実際に入金されるまでのフローとして、審査や契約の手続きが存在することです。審査の時間は利用者や売掛先の状況により変わりますし、契約手続きにおいても用意しなければならない書類をスムーズに準備できるかどうかでも入金スピードは変わります。
入金スピードを重視する際は、併せてファクタリングの契約フローもチェックしておくことをおすすめします。

3.審査通過率は高いか?

ここまででも少し触れましたが、ファクタリングには審査があります。審査に通過してはじめて資金調達ができますが、そもそも審査に通らなければファクタリングは利用できません。そのため、審査に通るか通らないか非常に気になる方も多いのではないでしょうか。

ファクタリング会社によっては、審査通過率を開示しています。開示されているところは審査通過率が90%を超えるファクタリング会社もありますので、気になる方は審査通過率を選ぶ基準にしてみても良いでしょう。

ちなみにファクタリングの審査は利用者自身の信用情報や税金滞納、赤字決算は問題ないケースもあります。ファクタリング会社によって対応は変わりますが、公式サイトで滞納などが問題ない旨を表記しているところがありますので、併せてチェックしてみましょう。

4.少額債権にも対応しているか?

ファクタリング会社によって、資金調達可能な金額はかなり差が出る部分です。
そのため、買い取ってもらいたい売掛債権に対応した買取額を提示しているファクタリング会社を選ぶようにしましょう。その中の一つのポイントが、少額債権にも対応しているかどうかです。

小規模事業者や、個人事業主、フリーランスでは取り扱う案件が少額の場合も多く、数万円〜数十万円の売掛債権を現金化したい時もあるかと思います。その場合は、「少額債権OK」と謳っているファクタリング会社を選ぶことで数万円程度でも問題なく資金調達ができます。
また、建設や運送業など、業種に特化したファクタリングもありますので、そのようなファクタリング会社を選ぶのも一つの手です。

5.最大買取額はいくらまでか?

前述した少額債権とは逆の、最大買取額にも注目してみましょう。
例えば大型の案件を引き受けたいときにファクタリングによる資金調達をしたい場合、利用できる金額が大きければ大きいほど、ビジネスチャンスも広がります。

また、ファクタリングの利用金額が大きい方が手数料も低くなります。少額債権を頻繁に資金調達するよりも、トータルの手数料は抑えられます。
ファクタリング会社によって、最大買取額を提示しているところとしていないところがありますので、金額の大きい売掛債権を買い取ってもらいたい場合は、見積もりを取ってみましょう。

6.必要書類は少ないか?

ファクタリングの申し込み時点では必要書類が少なめですが、契約の際はもろもろ書類を準備する必要があります。ファクタリング会社によって用意しなければならない書類は変わりますが、以下の書類を用意しておくとスムーズに手続きが進むでしょう。

● 売掛債権(請求書)
● 利用者の顔写真付き身分証明書
● 印鑑証明書
● 取引銀行口座の通帳
● 登記簿謄本
● 決算書(2〜3期分)、確定申告書
● 取引エビデンス(契約書やメールなど)

準備する書類はファクタリング会社の公式サイトに記載されているか、見積もりの時点でお知らせをしてくれます。早めに資金調達をしたい場合は、なるべく準備する書類が少ないところを選ぶのも一つのポイントです。

7.オンライン契約に対応しているか?

数年前まではファクタリングを利用する際は、ファクタリング会社へ出向くかもしくは担当の方が出張で来てくれるかのいずれかのパターンで対面契約が主流でした。
現在では新型コロナウイルスの影響や、ファクタリングの電子契約などが整備され、オンラインによる契約を可能としているファクタリング会社も増えてきました。
オンライン契約であれば、地方に住んでいる経営者や、仕事が忙しくなかなか対応ができない場合でもファクタリングを利用できるケースが増えるでしょう。
オンライン契約を利用する際は、提出書類はメールやLINEで送ることができますし、サインは電子署名が可能です。対面契約に割く時間がなかなか取れない方は、オンライン契約に対応しているファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。

ファクタリング会社比較のポイント

前述の項目で気になるファクタリング会社を数社ピックアップしたら、次は複数社で比較検討して1社を絞り込んでいきましょう。
ここではファクタリング会社を比較するための7つのポイントを解説します。

1. 2社間と3社間の違いを理解する
2. なるべく相見積もりを取る
3. 買取手数料の上限が明確な会社が安心
4. 審査が甘いと買取手数料は高くなる
5. インターネットの口コミを過信しない
6. 債権譲渡登記が必須の会社を避ける
7. 必要書類が少ないところを選ぶ

1.2社間と3社間の違いを理解する

前の項目でも触れましたが、2社間と3社間ではざっくり言うと契約の際に売掛先も含めるか、含めないかの違いです。
ファクタリング会社によって、取り扱う条件が異なります。
● 2社間のみ
● 3社間のみ
● 2社間、3社間の両方

2社間は契約に売掛先を含まないため、売掛先にファクタリングの利用を知られるリスクがありません。ファクタリングを利用することで財務状況が思わしくないことを取引先に知られたくない場合は2社間がおすすめです。
3社間は売掛先も契約に含むため、審査が通りやすい、手数料が低くなるといったメリットがあります。
2社間と3社間のそれぞれのメリット・デメリットを理解した上で、どちらを利用するか決めると同時に、取り扱うファクタリングを選ぶと良いでしょう。

なるべく相見積もりを取る

ファクタリング会社は似たような条件のところも多くあります。ただし、手数料、入金スピード、必要書類が同じでも、それぞれファクタリング会社によって審査基準が変わるのが大きな特徴です。
つまり、同じような条件のファクタリング会社でも、例えばA社は審査に落ちてしまったが、B社では無事に審査が通ったというケースも多くあります。そのため、なるべくなら複数社で相見積もりを取ると良いでしょう。
複数社で相見積もりを取ることにより、他社の手数料の低さを提示してより良い条件でファクタリングができる可能性もあるため、できれば2〜3社に相見積もりをとってみるのがおすすめです。

2.買取手数料の上限が明確な会社が安心

ファクタリング会社では公式サイトなどで手数料が記載されています。
しかし一部では、最低手数料は表示していて、上限手数料が明確になっていないところもあります。
「1%〜」と表記することでパッと見て手数料は低く感じられるので、低手数料でファクタリングが利用できるように思いがちです。ところがいざ見積もりを取ってみると「手数料が20%超えだった」というケースも多いのです。中には30%を超えるファクタリング会社も存在します。

また、2社間と3社間の両方を取り扱うファクタリング会社において、別々に手数料を表記していないところ以外は最少手数料を3社間のもので表記している可能性が高いです。
基本的に3社間よりも2社間のほうが手数料は高くなります。
ファクタリングを比較する際は、手数料の上限がはっきりわかるところに絞るようにすれば、手間もかからずスムーズな資金調達が実現できるでしょう。

3.審査が甘いと買取手数料は高い

ファクタリング会社の中には、「審査が甘い」をウリにしているところもあります。
融資だけに限らずファクタリングでも言えることですが、審査が甘いということは手数料が高くなるということです。
未回収リスクを手数料の高さでカバーしているため、本来であれば他社でファクタリングを断られるケースでも、手数料が高いところなら審査に通ることもあります。

ただし、注意しないといけないのは、あまりにも高い手数料は詐欺業者の可能性も高まるということです。切羽詰まった状況ですと、高い手数料でもファクタリングを利用したいがために仕方なく承諾する方も中にはいますが、基本的には高すぎる手数料は避けるべきです。
ファクタリングの一般的な手数料は上限が20%までのものです。手数料20%の範囲内でファクタリング会社を探すようにしましょう。

4.インターネットの口コミを過信しない

ファクタリング会社を選ぶ際にとても参考になるのがインターネットの口コミです。
Googleの検索やSNSなど、個人が書いたと思われる口コミは数多く存在しています。
しかし、それらの口コミが必ずしも本当のことだとは限りません。また、サービスの対応の良し悪しは一人一人捉え方も違うため、実際にはそこまで気にならないケースでも、口コミの文面をみると非常に深刻に見えがちです。とくに悪い口コミでは感情的になって書いていることも多くあります。
口コミの本当のところは実際に自分が体験してみないとわかりません。インターネットの口コミはあくまでも参考程度に留め、自分が良いなと思ったところにファクタリングを依頼するようにしましょう。

5.債権譲渡登記が必須の会社を避ける

2社間ファクタリングは売掛先を含めない取引です。売掛先に知られずに早期資金化ができるため、利用者にとってはメリットがあります。

一方で、ファクタリング会社側のリスクとして、買い取った請求書が悪意ある利用者によって他のファクタリング会社に売られてしまうケースです。これを二重譲渡と言います。
二重譲渡を避けるための手段として、債権譲渡登記があります。債権譲渡登記とは売掛債権を買い取った旨を法務局を通じて登記することです。
2社間ファクタリングを取り扱っているところでは債権譲渡登記を必須としているところもありますが、留保が可能なファクタリング会社もあります。

債権譲渡登記の利用者側のデメリットとしては、登記にかかる費用が発生することです。
司法書士への登記依頼費用などで10万円程度かかるため、コストの面からもなるべくなら債権譲渡登記が必須でないファクタリングを選ぶと良いでしょう。

6.必要書類は少ないところを選ぶ

ファクタリングの契約にはさまざまな書類が必要であることは前の項目でも解説しました。
必要書類が少ない方が準備がスムーズに進みますし、その分資金調達ができるまでの時間も短縮されます。
とくに急ぎで資金調達をしたい場合は、申し込み前にあらかじめファクタリング会社の公式サイトに記載されている必要書類をチェックしてみて、用意する書類の数が少ないところを選ぶのがおすすめです。

悪徳ファクタリング業者に気を付けよう

前の項目でも触れましたが、ファクタリング会社の中には残念ながら悪徳業者も一部存在しています。
少し前にはサラリーマン向けの「給料ファクタリング」というヤミ金業者が世間を騒がせました。一斉摘発されたため、現在では給料ファクタリングはほぼゼロなのですが、姿形を変えた闇金業者がらみのファクタリングが存在している可能性もあります。

一例として、一見するとファクタリング会社なのですが、フタを開けてみれば実は融資だったというケースです。これを「偽装ファクタリング」と言います。
ファクタリングは融資ではありません。もしファクタリング業者が融資をする場合は違法になります。
手口としては、実際に売掛金を買い取らず、売掛金を担保としたお金の融資です。貸金業法違反と出資法違反になりますので、ちょっとでも怪しいなと思ったら避けるようにしましょう。

違法なファクタリング会社を避けるためのポイント

ここまでの記事内で違法なファクタリング会社について触れてきた部分もありました。
具体的にどのようなファクタリング会社が違法なのか。違法なファクタリング会社を避けるための以下4つのポイントを解説します。

1. 手数料が20%を超えるところは選ばない
2. 口コミ評判の良いところを選ぶ
3. 大手企業のグループ会社が運営しているところを選ぶ
4. 公式サイトの運営情報に注目する

1.手数料が20%を超えるところは選ばない

ファクタリング会社によって手数料にバラつきがあります。融資のように手数料の制限はないため、ファクタリング会社独自で手数料を自由に決められますが、一般的には2社間ファクタリングで5%〜20%の手数料が設定されています。
実際の手数料は申し込み後に見積もりを取らないとわからないケースが多いですが、万が一20%を超える手数料を提示する業者がいたら、ファクタリングの利用を避けるようにしましょう。

2.口コミ評判の良いところを選ぶ

もし周りにファクタリングを利用したことのある人がいたら、口コミを聞いてみましょう。
実際に利用した人のリアルな体験談は非常に参考になります。
すでに解説した通り、インターネットの口コミは玉石混交ではありますが、参考になる部分も多いかと思います。いろんな意見を見聞きして良さそうなところを選ぶようにしましょう。

3.大手のグループ会社が運営しているところを選ぶ

ファクタリングには大手企業が運営しているところもあれば、特定の地域に特化した規模の小さい企業が運営しているなどさまざまです。
違法なファクタリング業者を避けるには、なるべく大手のファクタリング会社を選ぶのも一つの手です。上場企業のグループ会社が運営しているところは特に信頼性があります。

4.公式サイトの運営者情報に注目する

ファクタリング会社では運営会社を公式サイトに掲載しているケースは多いですが、もう一歩踏み込んで、実際にその会社があるのかチェックしておきましょう。
チェックする方法としては以下の3つがあります。

● ファクタリング会社が法人登記されているか
● 現地にきちんとオフィスがあるか
● 架空の電話番号、代表者名を記載していないか

登記を確認したり、現地に赴くなどはなかなかできないと思いますが、電話番号や代表者名で検索をかけてみたりすると、その番号が実在のものか確認することができます。ぜひチェックしてみましょう。

ファクタリングは複数社に相見積もりを取ってみましょう

ファクタリング会社は数多く存在しており、選ぶのに迷う場面が多々あるかと思います。
残念ながら悪徳業者も中にはいるため、今回解説した悪徳業者を避けるポイントを把握しつつ、優良なファクタリング会社をいくつかピックアップして相見積もりを取るようにしましょう。

to top